こんにちは!
代々木上原鍼灸院です。
当院では、トライアスロンや水泳・格闘技などのスポーツに取り組む方々に向けて特に効果的なケアを提供しています。
今回は、トライアスロン選手が練習や試合中に経験する疲労や痛みの原因と当院独自の「パワフル指圧」と「スポーツ鍼」がどのようにサポートできるかについて詳しくご紹介します。
トライアスロンの練習と試合で経験する疲労と痛み
①筋肉の過負荷
に対する負荷が非常に大きくなります。これにより、以下のような筋肉の疲労や痛みが発生します。
トライアスロンでは、長時間にわたる水泳、バイク、ランニングのトレーニングや試合を行うため、筋肉
の疲労や痛みが発生します。
・筋肉の張りやこわばり: 特に、脚部の大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎ、さらには上半身の
背中や肩の筋肉も酷使されるため、これらの部位に強い張りやこわばりが生じます。
・筋肉痛: 高強度の運動や長時間の運動によって、筋肉が微細に損傷し、筋肉痛を引き起こします。特に
運動後24~48時間にピークを迎えることが多いです。
②関節の痛み
トライアスロンでは、バイクやランニングによって関節にも大きな負担がかかります。
・膝関節の痛み: バイクのペダリングやランニングの際に膝に過度な負荷がかかり、膝関節やその周辺の筋肉に痛みや炎症を引き起こします。
・肩関節の痛み: 水泳では肩の関節や筋肉を頻繁に使うため、肩関節に痛みや不快感を感じることがあります。
③疲労の蓄積
長時間のトレーニングや試合によって、身体全体に蓄積された疲労が回復しにくくなることがあります。
・全身の倦怠感: 体力的な疲労が蓄積すると、全身的に倦怠感やエネルギー不足を感じることが
あります。これにより、トレーニングや試合のパフォーマンスにも影響が出ます。
代々木上原鍼灸院のケア方法
①パワフル指圧
・施術内容: パワフル指圧では、特定の筋肉に対して垂直圧を持続的にかけることで、筋肉の緊張やこわ
ばりを解消します。この方法は、特に深層の筋肉にアプローチし、効果的に緊張を和らげることができま
す。
・期待される効果: 筋肉の張りやこわばりを軽減し、血流を促進することで、疲労回復を早めます。
トレーニングや試合後のケアに最適です。
②スポーツ鍼
・施術内容: スポーツ鍼では、痛みの原因となっている筋肉や関節に細い鍼を挿入し、その後に関節運動
を行うことで筋肉を深層から緩めます。これにより、筋肉の緊張が解消され、関節の可動域も改善しま
す。
・期待される効果: 筋肉の深層部分にまでアプローチすることで、痛みや緊張を直接的に和らげます。
怪我の回復や痛みの軽減に効果的です。
ストレッチ効果的な方法とおすすめ動き【初心者向けガイド】
ストレッチとは?
ストレッチは、筋肉や関節を伸ばして柔軟性を高める運動です。柔軟性が向上すると、筋肉や関節の可動
域が広がり、怪我の予防や運動能力の向上に繋がります。
ストレッチの効果と方法
・効果: 筋肉の緊張を和らげ、血流を促進することで、体のこわばりを解消します。また、ストレッチを行
うことでリラックス効果も得られ、ストレスの軽減にも役立ちます。
・静的ストレッチ: 一定の姿勢で筋肉をじっくり伸ばします。20~30秒程度そのままキープし、ゆっくり
と呼吸をしながら行います。
・動的ストレッチ: 軽く体を動かしながら筋肉を伸ばします。運動前のウォーミングアップとして有効で
す。
おすすめの動き
ハムストリングスのストレッチ
・方法: 座って片脚をまっすぐに伸ばし、もう片方の脚は膝を曲げて足裏を太もも内側に付けます。伸ばした脚のつま先に向かって上体をゆっくり前に倒し、15~30秒キープします。
・効果: 太ももの裏側の筋肉をしっかり伸ばし、柔軟性を高めます。
肩のストレッチ
・方法: 片方の腕を胸の前に水平に伸ばし、反対の手でその腕を引き寄せます。肩の筋肉が伸びるのを感
じながら、15~30秒キープします。
・効果: 肩の筋肉をリラックスさせ、肩こりを解消します。
背中のストレッチ
・方法: 両手を肩幅に広げて前に伸ばし、背中を丸めるようにして前屈します。15~30秒キープし、深呼
吸をします。
・効果: 背中全体を伸ばし、肩甲骨周りの筋肉をリラックスさせます。
フォームローラーを使ったストレッチ方法をご紹介
フォームローリングの基本
フォームローリングは、フォームローラーという専用の器具を使って筋膜リリースを行う方法です。
筋膜リリースとは、筋肉の周りにある筋膜(筋肉を包む膜)をほぐし、血流を促進させることです。
効果と方法
・効果: 筋肉のこわばりを解消し、血流を良くすることで筋肉の回復を早めます。また、筋肉の柔軟性を高めることで、運動のパフォーマンスが向上します。
・圧をかける: フォームローラーの上に体重をかけて筋肉を圧迫します。痛気持ち良いと感じる程度で行うのがポイントです。
・ゆっくり転がす: 筋肉の上をゆっくりと前後に転がし、特に痛みを感じる部分に重点的にアプローチします。
おすすめの動き
ふくらはぎのフォームローリング
・方法: フォームローラーの上にふくらはぎを乗せ、両手を床につけて体を支えます。足を前後に動かし
ながら、ふくらはぎ全体をローリングします。痛みを感じる部分は、少し時間をかけて圧をかけます。
・効果: ふくらはぎの筋肉の緊張をほぐし、血流を促進します。
大腿四頭筋のフォームローリング
・方法: フォームローラーの上に太ももを乗せ、両手を床につけて体を支えます。太ももを前後に動かし
ながら、筋肉全体をローリングします。痛みを感じる部分は重点的にアプローチします。
・効果: 大腿部の筋肉の張りを解消し、柔軟性を向上させます。
背中のフォームローリング
・方法: フォームローラーを肩甲骨の下に置き、両手を頭の後ろで組みます。膝を曲げて足を地面に付け、体を上下に動かしながら背中全体をローリングします。
・効果: 背中の筋肉のこわばりをほぐし、肩甲骨周りの緊張を解消します。
まとめ
いかがでしたか?
ストレッチとフォームローリングは、どちらも体の柔軟性を高め、筋肉の緊張をほぐすために非常に効果
的な方法です。適切に行うことで、怪我の予防やパフォーマンスの向上に繋がります。日々のケアに取り
入れていただき、健康な体を維持しましょう。疲労回復に鍼や指圧マッサージはとても有効です。
もしご質問やサポートが必要であれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
代々木上原鍼灸院 050-1808-4352 院長:成石俊彦