【暑さで腰痛！？】冷え・脱水・寝不足が原因かも！

こんにちは！

代々木上原駅から徒歩3分、スポーツや仕事のパフォーマンスアップをサポートする代々木上原鍼灸院です。

夏は暑いから体が温まっているから、腰痛は関係ないと思っている方もいらっしゃるのでは？

自宅や通勤、会社、ジムで暑い時期はエアコンがんがんで寒く感じるくらい辛い場合があります。そういった時間が続くと体は冷えて、筋肉の血流を悪くしてどんどん硬くします。そうすると、痛みに変化していきます。

それはどうやったら防げるのでしょうか？夏に起こる冷え腰痛の原因や対策をご紹介していきます。

夏でも「冷え」ている！？その腰痛、原因は暑さにあり

「夏って腰が楽だと思ってたのに、なぜか重だるい」「朝起きると腰が痛い」「なんとなく調子が悪い」そんなお声、当院でもよく聞きます。

実は、真夏の腰痛の原因は“冷え”にあることが多いのです。

冷房や冷たい飲み物、寝苦しい夜が続くこの季節。体の表面は暑くても、内側は思いのほか冷え切っていることがあります。深い部分の体温低下は血流が悪くなり筋肉のこわばりがおこり、腰に不調を感じやすくなるのです。

以下のような生活が続いている方は要注意です！

• 長時間エアコンの効いた部屋で座りっぱなし
• 冷たい飲み物を頻繁に摂る
• 就寝中にお腹や足元を冷やしている
• 夏場に腰のだるさや重みを感じる

そんなあなたの腰痛、夏特有の「冷え腰痛」かもしれません。

腰痛が悪化する3つの夏の落とし穴

いきなりですが、みなさん、腰痛が悪化する夏の落とし穴をご存知でしょうか？実は3つもあるんです！

1. 冷房による下半身の冷え
2. 脱水による筋肉疲労
3. 睡眠の質の低下

それぞれ、どのような理由なのか次から解説いたします！

1. 冷房による下半身の冷え

オフィスや自宅でエアコンを長時間使用していると、冷気は床付近にたまり、知らず知らずのうちに足元〜腰回りが冷え切っていることがあります。特にデスクワークなどで座りっぱなしの方は、下半身の筋肉が動かず血行が滞りやすいため、冷えの影響を受けやすい状態に。

結果として、

• 腰まわりの筋肉がこわばる
• 関節の動きが鈍くなる
• 朝起きたときに腰が痛い、重だるい

といった症状が出やすくなります。特に「日中は冷房の効いた部屋にいて、夜は薄着で寝る」生活が続く方は、慢性的な冷え腰痛に移行するリスクも。

2. 脱水による筋肉疲労

夏は汗をかく機会が増えるにも関わらず、水分補給が足りていない人が多く、知らないうちに軽度の脱水状態になっているケースがあります。筋肉は約70％が水分で構成されており、水分が不足すると柔軟性が低下し、疲労物質も排出されにくくなります。

こんな不調に心当たりはありませんか？

• 動くたびに腰が張って痛む
• トレーニング後、いつもより腰が重い
• こまめに水分を取っていない

さらに、血液がドロドロになることで筋肉や関節に酸素・栄養が届きにくくなり、疲労の回復が遅れることも。夏の腰痛の影に「隠れ脱水」があると知っておくことが大切です。

[豆知識]なぜ水分が必要なのか？腰痛とも関係がある？

水分は、筋肉や関節、内臓の働きに深く関わっています。特に次のような点が、腰痛にも影響を与えるポイントです。

• 体温調節を助ける
  　汗をかくことで体温を下げる役割を担う水分。水分不足になると体内に熱がこもり、自律神経も乱れて、体調不良やコリ感、重だるさが出てきます。
• 筋肉の柔軟性を保つ
  　筋肉の約70％は水分でできています。水分が不足すると筋肉がこわばりやすく、疲労がたまりやすくなります。これは腰痛を引き起こす大きな原因のひとつ。
• 関節のクッションを保つ
  　椎間板などの関節にも水分は不可欠。脱水状態ではクッション機能が低下し、腰椎に負担がかかりやすくなります。
• 血流をスムーズにする
  　水分が足りないと血液がドロドロになり、筋肉への酸素や栄養の供給が滞ります。血流の悪さは、腰のだるさや痛みの元になります。

3. 睡眠の質の低下

「暑くて寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」といった睡眠トラブルは、夏に多い不調のひとつ。実は睡眠の質の低下は、体の回復力そのものを落とす原因になります。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉や神経の修復・再生に欠かせないもの。これが不足すると、

• 筋肉の疲れが残ったまま翌日を迎える
• 自律神経が乱れ、血流が悪化
• 寝ても腰や背中のだるさが抜けない

といった、慢性的な腰痛の原因につながります。エアコンの温度や寝具、入浴など、寝る環境の見直しは夏の腰痛対策において見逃せないポイントです。

自分でできる！夏の冷え腰痛対策

夏に冷える、という感覚はあまりないかもしれませんが、夏こそ冷えていることが多いのが現実です。

この章では、冷えからくる夏の腰痛のセルフケアについてご紹介いたします。

ポイントは3つ！温活、水分補給、睡眠環境の整備、です！

それぞれ詳しく説明させていただきます。

寝る前の温活を習慣に

就寝前に38〜40℃のぬるめのお風呂に10〜15分ゆっくり浸かるのがおすすめです。お腹や腰回りには薄手の腹巻や湯たんぽなどを使って、寝ている間の冷えをガードしましょう。

また、シャワーだけで済ませがちな夏でも、湯船に浸かることで筋肉の緊張が和らぎ、血行も改善されます。お風呂上がりに軽いストレッチを組み合わせると、さらに効果的です。

水分補給をこまめに

のどが渇いたと感じる前に、1日1.5〜2Lを目安に水分をとることが大切です。冷たい水ばかりではなく、常温または白湯を取り入れると、内臓が冷えにくくなり、腰回りの冷えも防げます。

特にトレーニング後や入浴後は、汗とともにミネラルも失われているため、経口補水液やスポーツドリンクなどでの補給も意識しましょう。

※一日の水分量の違い

上記の水分量は、あくまで目安です。体格・活動量・発汗量によって必要な水分量は変わります。

たとえば、スポーツや筋トレを習慣にしている方や、日中に汗を多くかく方は、2.5L以上必要になることもあります。反対に、エアコンの効いた室内でじっとしている人は1.5L程度でも十分なことも。

また、水分は一気にとるのではなく、こまめにとるのが基本。冷たい水ばかりではなく、常温または白湯を取り入れると、内臓が冷えにくくなり、腰まわりの冷えも防げます。

寝る環境を整える

冷房の風が直接体に当たらないように風向きを調整しましょう。扇風機は首振りにして空気を循環させると、冷えすぎを防げます。また、寝具には吸湿性・通気性の良い素材を選ぶことも快眠につながります。

暑くてもタオルケットやレッグウォーマーで最低限の保温をすることで、深部の冷えを予防し、腰痛予防にもなります。

鍼と指圧で“冷え腰痛”を根本ケア

夏の腰痛、自分だけのケアではなかなか改善しない、プロの手を借りたい、という方は鍼と指圧マッサージで根本改善するのもおすすめです！

鍼、指圧マッサージ、それぞれどのようなアプローチでどのような効果があるのか、簡単に紹介いたしますね。

鍼で筋肉のこわばりにアプローチ

当院の鍼は、痛みやだるさの原因となる筋肉の緊張や深部のコリに直接アプローチする施術を行っています。

冷房によって硬くなった筋肉、慢性的に張っている腰や背中の筋肉をしっかり狙って血流と柔軟性を取り戻していきます。

「なんとなく調子が悪い」「寝ても疲れが取れない」そんな方にも、筋肉に働きかける鍼でのケアが力になります。

パワフル指圧マッサージで筋肉と血流を整える

当院の指圧は、深部のコリを刺激する「パワフル指圧」です。

強めでしっかり届く圧で、腰やお尻、太もも裏を中心に施術を行います。特にエアコンで硬くなった腰や、冷えて巡りが悪くなった下半身には効果的です。

施術前には、日常生活やお仕事環境、睡眠や食事の状況などを丁寧にヒアリング。あなたの生活に合った施術を提案し、根本からの改善を目指します。

内容まとめ簡単Q&A

ここまで長々と説明してしまったので、この章で簡単にQ&A形式でまとめました！よろしければ最後のまとめとしてご参考ください。

Q. 夏なのに「腰痛」になるのはなぜ？
A. 冷房や冷たい飲み物で体の深部が冷え、血流が悪くなって筋肉がこわばるためです。特に腰まわりの筋肉は影響を受けやすく、痛みやだるさが出やすくなります。

Q2. 脱水と腰痛って関係あるの？
A. はい、あります！水分が不足すると筋肉の柔軟性が低下し、疲労物質がたまりやすくなります。また、血流が悪くなって腰痛が長引く原因にもなります。

Q3. どんな水分補給が効果的？
A. 常温の水や白湯がおすすめです。冷たい水は内臓を冷やすことがあるので注意しましょう！トレーニング後や入浴後には、ミネラルを含むドリンクが特におすすめです。

Q4. 鍼や指圧で冷え腰痛は改善できますか？
A. 根本の血流改善や筋肉の緊張緩和に有効です。筋肉や関節の硬さをしっかり緩めることで、回復力が上がり、腰の不調が軽くなる方が多いです！

Q5. 自宅でできるケアはありますか？
A. 就寝前のぬるめ入浴、腹巻やレッグウォーマーでの保温、こまめな水分補給、寝具やエアコンの調整などが効果的です。毎日の習慣が予防のカギです。

夏こそ腰痛に気を付けましょう！

夏なのに腰が痛い！その原因は意外にも「冷え」にあるかもしれません。

冷房、脱水、寝不足という夏の落とし穴を放っておくと、腰痛だけでなく、全身のだるさや夏バテ、パフォーマンス低下にもつながります。

「夏なのに腰がつらい…」「しっかり眠れていない…」そんな違和感を感じたら、それは体からのサインです。

スポーツ鍼とパワフル指圧マッサージで筋肉の血流改善をして、夏を元気に過ごせる“冷えない体”を一緒につくりましょう。

代々木上原鍼灸院で、腰痛や夏の不調にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

また、こちら↓のページでは他にも季節ごとに招きやすい体調不良について多数掲載しています。熱中症対策や冷えによる腰痛など、季節別の不調についてもっと知りたい方はぜひご覧ください。

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🧑‍⚕️院長：成石俊彦(ナルイシトシヒコ)
🎓国家資格（あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師）を2018年に取得
精神科病院にて20歳からスポーツインストラクター
総合・整形外科病院にて鍼灸指圧マッサージ師として活動　臨床歴15年以上
2023年12月より代々木上原鍼灸院を開業
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