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こんにちは!
代々木上原駅から徒歩3分、スポーツや仕事のパフォーマンスアップをサポートする代々木上原鍼灸院です。
今回は、「50代トライアスロン選手の肩こりが抜けない理由」です。
「しっかり寝ても肩の重さが取れない」「練習を重ねるほど体が硬くなっていく気がする」そう感じている50代のトライアスリートは少なくありません。この「抜けない肩こり」は、単なる疲れではなく、体の状態が変わってきているサインかもしれません。
この記事では、肩こりが慢性化するメカニズムと、スイム・バイク・ランそれぞれへの具体的な影響を解説します。

肩こりが一時的なものであれば、休養や睡眠で自然と回復します。しかし「何日経っても抜けない」状態になるのは、疲労の蓄積が回復のペースを上回っているからです。
筋肉が緊張し続けると、その部分の血流が滞ります。血流が悪くなると疲労物質がうまく流れず、さらに筋肉が硬くなる。この悪循環が「抜けない肩こり」の正体です。トライアスロンのように全身を長時間使うスポーツでは、肩まわりに限らず全身でこの状態が起きやすく、特に肩は3種目すべてで使われるため影響が集中しやすいのです。
さらに50代では、血流の回復そのものに時間がかかるようになります。20代なら一晩寝れば抜けた疲れが、2〜3日残るようになってきた、という感覚を持つ方が多い時期です。これは加齢による自然な変化ですが、練習量をそのままにしていると差が広がっていきます。

スイムでのストロークは、肩関節を大きく動かしながら水に推進力を伝える動作です。肩まわりの筋肉や関節がスムーズに動いているときは問題ありませんが、慢性的な緊張がたまってくると「詰まり」や「引っかかり」として出てきます。
具体的には、腕を頭上に持ち上げるときに肩の奥で何かが引っかかる感じ、ストロークの後半で肩がうまく回らず腕の軌道がブレる感じ、などです。こうした変化は一見小さなことに思えますが、1000mのスイムでストロークが何百回と繰り返される中では、フォームの乱れと消耗の蓄積につながります。
こんな感覚はありませんか?
・スイム後に肩の奥がじわっと重くなる
・腕を上げたときに「コリッ」とした感覚がある
・以前より左右のストロークの感覚が違う

バイクパートでの前傾姿勢は、首と肩を「動かさずに支え続ける」状態を長時間強いる姿勢です。筋肉は動かしながら使うよりも、固定したまま力を入れ続けるほうが疲弊しやすいという特徴があります。
頭の重さはおよそ5〜6kg。それをバイクの振動を受けながら支え続けるとなると、首の付け根から肩甲骨にかけての筋肉への負荷は想像以上です。レースや長距離練習の後に「首の後ろから肩にかけてガチガチになる」という経験をお持ちの方は多いと思いますが、これはまさにこの状態です。
問題はこの緊張が、バイクを降りた後もしばらく残ることです。硬くなった首・肩の状態でランに移行することになるため、ランのフォームや疲労感にも直接影響します。

スイムとバイクで肩まわりをすでに使い込んだ状態でランに入ります。このとき体は無意識に「疲れた部分をかばう動き」を選びます。その結果として起きやすいのが、肩が上がった状態での走り方です。
肩が上がると、腕振りの可動域が狭くなります。腕の振りが小さくなると、連動して骨盤の動きも小さくなり、ストライドが短くなります。同じペースを維持しようとすると歩数が増え、脚への負担も大きくなるという連鎖が起きます。
さらに、肩に余計な力みがあると呼吸も浅くなりがちです。ランの後半でペースが落ちたり、以前より体力の消耗が早くなったと感じる場合、肩まわりの緊張がその一因になっていることがあります。

慢性的な肩こりは「疲れやすい体」のサインでもあります。ただ、50代でトライアスロンに取り組みながら仕事もこなしている方の場合、そのサインに気づきにくいという特徴があります。
なぜかというと、「疲れるのは当たり前」という感覚が身についているからです。仕事で集中して座り続け、夜や週末にトレーニングをこなす生活では、多少の疲労や肩の重さは「いつものこと」として流されがちです。気づいたときには、慢性化がかなり進んでいるというケースも珍しくありません。
仕事中のデスクワークは、トレーニングとは別の形で肩まわりに負担をかけています。パソコン作業中は、肩が前に出て、首が画面に向かって突き出た姿勢になりやすいです。この姿勢が数時間続くと、肩まわりの筋肉は「動かさずに固まっていく」状態になって疲れていきます。
問題はこれがトレーニングの疲労と重なることです。練習で使った肩が十分に回復しないまま、翌朝からデスクワークで再び固められる。この繰り返しが「ほぐしても翌日にはまた戻る」という状態を作ります。
仕事上のプレッシャーや精神的なストレスも、肩こりの慢性化に深く関係しています。緊張やストレスを感じると、体は無意識に肩を上げ、首まわりを固める反応をします。これは交感神経が活発になることの反応で、意識してリラックスしようとしてもなかなか抜けません。
50代になると、仕事での責任も重くなる時期です。トレーニングで発散しているつもりでも、体の緊張レベルが高い状態が続いていると、練習後の回復が思うように進まなくなります。
以下のような変化が2つ以上続いている場合、体の回復力が落ちてきているサインと考えてください。
・朝起きたときに肩・首の重さを感じる日が続いている
・練習後の疲労が翌日以降も抜けにくくなった
・以前は気にならなかった動作で肩に違和感を感じるようになった
・肩をほぐしても、数時間後にはまた元に戻っている
・仕事中も肩まわりの重さが気になるようになった
・集中力が続かなかったり、夕方になると頭が重くなる
・睡眠時間は確保しているのに、疲れが取れた感じがしない
これらは「もっと休めば治る」という段階を超えて、体のケアの仕方そのものを見直すタイミングのサインです。特に睡眠時間は足りているのに疲労感が残る場合は、体が回復モードに入れていない可能性があります。交感神経が活発なまま眠りについても、深い回復にはなりにくいのです。

Q. 50代になると肩こりが抜けにくくなるのはなぜですか?
A. 加齢とともに血流の回復に時間がかかるようになるためです。筋肉の疲労物質が排出されにくくなり、20代なら一晩で抜けた疲れが2〜3日残るようになります。トライアスロンのような全身を使うスポーツでは特に肩まわりへの影響が集中しやすいです。
Q. デスクワークがトレーニングの疲労に影響しますか?
A. 大きく影響します。練習で使った肩が回復しないまま、翌朝からデスクワークで再び固められる繰り返しが「ほぐしても翌日には戻る」という状態を作ります。トレーニングと仕事を両立している方ほどこのパターンに陥りやすいです。
Q. スイムで肩に引っかかり感があるのはなぜですか?
A. 肩まわりの筋肉や関節に慢性的な緊張が蓄積されているサインです。ストロークが何百回と繰り返される中でフォームの乱れと消耗の蓄積につながります。早めにケアすることで引っかかり感が改善されやすくなります。
Q. バイク後に首・肩がガチガチになるのはなぜですか?
A. 前傾姿勢で頭の重さ(約5〜6kg)を長時間支え続けるためです。筋肉は動かしながら使うより固定したまま力を入れ続ける方が疲弊しやすく、この緊張がランにも影響します。
Q. 肩こりの施術を受けるタイミングはいつがいいですか?
A. 痛みが出てからではなく、違和感を感じた早い段階がおすすめです。大会1〜2週間前に施術を受けることで筋肉の状態を整えた状態でレースに臨めます。大会後は疲労除去のために早めに来院することをおすすめします。

「抜けない肩こり」を改善するためには、緊張している部分をほぐすだけでは不十分です。なぜその部分に負担が集中しているのか、体全体の使われ方を見直すことが必要です。
代々木上原の当院では、まず全身の緊張状態を把握した上で、強めの指圧マッサージで深部の硬さをていねいにほぐしていきます。そのうえで「運動鍼」を取り入れます。鍼を刺した状態で実際に体を動かすことで、筋肉が緩んだ状態で正しい動きのパターンを体に覚えさせることができます。
施術後に「肩が軽くなった」だけでなく、「腕の動かし方が変わった」「呼吸が深くなった」と感じる方が多いのは、この2つのアプローチを組み合わせているからです。
仕事とトレーニングを両立している50代だからこそ、体のメンテナンスを「回復の手段」として積極的に活用してほしいと思います。
肩こりが抜けない、パフォーマンスが戻らないと感じている方へ
代々木上原の当院では、スポーツをされている方の施術を多く行っています。強めの指圧マッサージと運動鍼を組み合わせ、体の本来の状態を取り戻すサポートをしています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
何かご不明な点やご相談などありましたらいつでもお気軽にお問い合わせください。
また、こちら↓のページではトレーニングケアに関わるその他の記事を掲載しています。メンテナンスの必要性や、こんな症状の時どうする?など、スポーツケアについてもっと知りたい方はぜひご覧ください。

🧑⚕️院長🧑⚕️
成石 俊彦(ナルイシ トシヒコ)
🎓国家資格🎓
あん摩マッサージ指圧師
はり師
きゅう師
🏥経歴🏥
精神科病院にて20歳から
スポーツインストラクター、
総合・整形外科病院にて
鍼灸指圧マッサージ師として活動
2023年12月より代々木上原鍼灸院を開業
【臨床歴15年以上】
📞電話番号📞
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